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立川編
よい街の条件は、買い物が便利だけではありません。

立川南駅柱が中央に4本で支えている 立川駅の利用者がJR東日本調べで利用者数19位にランクされた。商業的にも発展をする立川。その立川のシンボルである昭和記念公園付近に広域防災基地があるのをご存知だろうか?
 東日本防災の拠点として整備され、首都圏の災害時には中心的な役割を担う広域防災基地。国立病院東京災害医療センター、警視庁立川警察署、警視庁第四機動隊、東京消防庁立川消防署、立川防災館、国土庁(第2の首相官邸)、食糧庁、海上保安庁があり、地震などの避難場所である昭和記念公園と陸上自衛隊東立川駐屯地があります。
 しかし、そのすぐ下には立川断層があるのはどのくらいの方が知っているのだろうか。立川断層とは、青梅市小曽木峠付近から国立市谷保まで続く約21Kmにわたる断層です。この断層は地震調査委員会によると現在も動いて、過去にも繰り返し活動しているという報告が数年前に発表されました。私が初めて断層のことを知ったのは、小学生の社会の授業でした。20年以上前のことです。
 この断層がある立川駅の歩行者デッキの上を走るモノレールが通過するたびに揺れを感じます。もっと問題なのはモノレール駅舎を支える柱です。構造的に左右の端に柱がある方が安定すると思いますが、どの駅も柱は真ん中の4本並んでいるだけです。駅の中でも揺れを感じます。
 現在『立川北』駅の梁が歪んでしまい復旧工事をしています。このことは新聞で報道されていません。1級建築士であり、建物の地震対策の鑑定士である知人から聞いたものです。南口側では歩行者デッキの柱が斜めに立っているので構造的不安を感じます。
「誰もが住みよい福祉の街づくり」を実現するには、高齢者や障害のある方が思いどおりに移動し、活動できることが必要です。そのためには、建物や道路等が高齢者や障害のある人に配慮されたものであることが大切です。段差をなくしたり、エレベーターやスロープや手すりを設けたりすることなどだと思います。
しかし視覚障害者誘導用ブロックが途中から途切れていたり、歩行者デッキとつながっている新たに建設したビルとの入り口が高さにズレがあるので、車イスや乳母車の移動は少々苦労します。
 歩道も継ぎはぎだらけで歩きにくいです。奇麗に舗装ても車道に向かって思いっきり斜面になので車イスでは動きずらい。別な歩道は床面がボコボコのタイル状のためカートを引っ張って歩くことは容易ではありません。
 生活や都市を災害から守る街、住みやすい街、高齢者や障害のある人に配慮された街にするためにはどうすればいいのか、利益だけ追及すればいいのか、立川は「街」が形成された本来的な目的が「住みやすさ・防災」ではなかった以上、広域防災基地は他の市に移転したほうが良いと思う。
立川志談
 バックナンバー 「国分寺・三鷹編」